日本リテンション・マーケティング協会/16年初頭より本格始動/通販会社の既存顧客維持を支援

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通販会社や金融会社などで構成する一般社団法人日本リテンション・マーケティング協会(本部東京都、小村富士夫代表理事)は11月5日、活動説明会を開催し、16年から活動を本格的に開始することを発表した。16年1月からセミナーや情報交換会などを開催し、通販会社など顧客関係維持を図りたい企業を支援していく。
 同協会は、通販や金融、サービスなど、顧客と継続的に関係強化を図りたい事業会社が情報交換したり、共にノウハウを学んだりするため、14年8月に設立された。これまで本格始動に向け、活動内容などを協議してきたという。
 代表理事にはJIMOSの創業者であり、Jスタイル代表取締役の小村富士夫氏が就任した。理事には、元ADKダイアログ社長であり現在はアディック取締役を務める伊藤博永氏、電通グループの電通ワンダーマン代表取締役の野口健介氏、大日本印刷グループのエムズコミュニケイト代表取締役の岡田祐子氏が就いた。
 顧客と関係強化を図りたい事業会社が正会員として入会できる。正会員の入会金は10万円、年会費は12万円。すでに大手通販会社や大手金融会社が正会員となっている。
 事業会社向け支援事業を行う企業は賛助会員として入会できる。賛助会員の入会金は20万円、年会費は24万円だ。
 同協会では月1回を目安に会員同士で情報交換できる会合を開催していく予定だ。会員企業の事例を元にディスカッションしたり、ゲスト講師によるセミナーを実施したりする。会員企業が抱える課題に対応した会合のテーマを設定するという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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