〈スポーツチームのEC〉 決め手は速さと多様化/ファンアイテムの進化続く(2022年5月12日号)

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「完全試合」記念グッズを多数販売

 プロスポーツチームがグッズの販売強化を進めている。記録達成時の記念グッズや、選手が開発に携わるこだわりアイテム、動画を活用した販促など、その商品ラインアップや販売手法も進化。コロナ禍での貴重な収益源のみならず、ファン体験を向上させる貴重な接点としてその真価を発揮している。ファン心理をくすぐり購買意欲を高め、チームや選手の価値向上にも寄与するグッズ販売の成功事例は、他業界のEC事業者が学べる面も多いだろう。

■ファンの熱が直結

 ファンの熱が購買意欲に直結するスポーツグッズの販売は、チームや選手の成績や動向が商品のニーズや売れ行きに大きく影響する。
 世界各国のスポーツチームのライセンスグッズを手掛けるファナティクス(本社米国)では、記録達成や優勝といったトピックを「ホットマーケット」と呼び、ファンの熱やグッズ購買意欲が高まる商機だとしている。
 日本法人ファナティクス・ジャパン(本社東京都)では、運営するスポーツチームのグッズ開発・ECサイト運営において、リーグ優勝当日からの記念グッズ販売・配送など、「ホットマーケット」を意識した取り組みで成果を上げている。
 「ファンに求められている商品を適切なタイミングでいかに届けられるかが、スポーツグッズのECにおいては特に重要になる」(ファナティクス・ジャパン 川名正憲代表)と話す。


■偉業達成の当週に

 プロ野球・千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が4月10日に達成した完全試合は、ファンの熱を捉え、グッズの販売に成功したモデルケースともなった。28年ぶりの偉業を受け、EC市場では数多くの記念グッズが現在も開発・販売されている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月12日号で)

「完全試合」記念グッズを多数販売

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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