【免疫対応素材】注目度高まり見せる免疫対応素材/きっかけは「乳酸菌ブーム」と「ノーベル賞」

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 免疫対応素材の注目度が高まっている。きっかけの一つは乳酸菌ブーム。乳酸菌を介して免疫の有用性を改めて認識する人が増えていると考えられる。もう一つのきっかけはノーベル賞。京都大学の本庶佑特別教授が、免疫チェックポイント阻害作用の発見でノーベル賞を取ったことが、免疫そのものの注目度を高めた。今一つのきっかけは、逆説的だが機能性表示食品制度だ。同制度においては、免疫関連の機能性をうたう商品の届け出が一向に受理されない。だからこそ、大手の販売する機能性表示食品と正面切って一戦交えるよりも、機能性表示食品がそもそも存在しない「最後のブルーオーシャン」で戦おうと考える中小企業も存在するのだ。免疫対応素材を紹介する。

(続きは、「日本流通産業新聞」2019年1月10日号で)


■掲載記事
・シエン〈「姫マツタケ(岩出101株)」〉/免疫CP阻害作用を確認
・日東薬品工業〈「ロイコ菌M048株」「ブレビス菌T001株」〉/免疫賦活剤の特許も取得
・コンビ〈殺菌ビフィズス菌素材「BR―108」〉/生菌同様の免疫刺激効果
・ニュートリション・アクト〈「メロングリソディン」〉/免疫調節や抗炎症を確認
・大阪ソーダ〈黒酵母βグルカン「アクアベータ」〉/腸内改善で免疫力高める
・GLART〈オリゴ乳酸「LAC」〉/免疫のエビデンスも蓄積
・東栄新薬〈「キングアガリクス」〉/抗がん剤の副作用を軽減
・タヒボジャパン〈「タヒボエキス」〉/安全性データも充実

〈トピックス〉 
・東栄新薬/国立機関と共同研究へ

〈注目素材〉 
・キティー〈シナジー型乳酸菌「KT―11」〉/他の免疫素材と相乗効果

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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