【蓄電池】 蓄電池市場急拡大! 増収企業相次ぐ/蓄電池市場追い風に太陽光発電も活況

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 蓄電池市場が急成長していることから、太陽光発電を主力商品の一つとする訪販企業の増収が相次いでいる。増収率も2桁増が目立つ。19年11月からは、10年間の余剰電力の買取が終了するFIT満了が始まった。満了を迎えた顧客は、引き続き「売電」を選ぶか、蓄電池を設置するなどして「自家消費」に切り替えるかの選択を迫られる。昨今は、自然災害が多発、より深刻化しているため、停電の長期化に備えて、自家消費型にシフトする家庭が増えている。ただ、FIT満了を迎えた顧客からの問い合わせは、思ったほど多くないという販売会社の声もある。電気料金の明細を見て初めて、電力買取が終了していたことに気付く顧客が増える可能性も高く、FIT満了顧客への対応は20年の年明けから本格化する公算が大きい。拡大する蓄電池市場を追い風に、今後も太陽光発電業界は活況を迎えそうだ。同特集では、蓄電池販売に注力する太陽光発電の訪販企業の業績も踏まえ紹介する。

(続きは、「日本流通産業新聞」1月1日新年特大号で)

■掲載企業
・リベラルソリューション/売上高は50億円に/優良人材の獲得を目指す
・〈インタビュー〉エイジー・ジャパン 野々下新取締役・営業部長/中間層の育成がキー
・新日本エネックス/業務提携が鍵に/営業の生産性向上を狙う
・NOSCOライフネットサービス/地域密着を徹底/蓄電池販売は600台
・日天/モノ売りからシフト/蓄電池販売は250台
・プラネットグリーン/社内の構造改革を実施/蓄電池販売はこれから
・〈インタビュー〉アルファコーポレーション 加藤友也代表取締役/新規7割・メンテ3割の比率で攻勢
・〈インタビュー〉TCG 河内孝治社長/新規営業をさらに強化20年1月からメンテ事業も
・〈インタビュー〉日本エコライフ 佐藤政彦社長/”0円太陽光”を普及し、社会に貢献
・〈注目サービス〉CLUE/大手ハウスメーカーも導入/営業ノウハウの提供も
・〈インタビュー〉ブルーコンシャス 高松豪社長/エネルギー事業からインフラ事業へ
・日本エコシステム/情報冊子で差別化/蓄電池販売1500台に
・グリムス/営業マン20人採用/蓄電池販売1600台へ
・PGSホーム/蓄電池販売を本格化/既存顧客への営業を開始
・サンドリア/今期40%超の増収へ/蓄電池販売は500台に
・エネアイ/0円太陽光に蓄電池併設/新電力会社とアライアンス強化へ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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