プレミアムウォーター/カラダノートにOEM提供/妊娠アプリユーザーに提案(2021年8月26日号)

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 宅配水最大手のプレミアムウォーター(本社東京都、金本彰彦社長)は8月11日、妊娠サポート用スマホアプリなどを提供するカラダノートと業務提供した。プレミアムウォーターは、カラダノートに対する、ウォーターサーバーと水ボトルのOEM提供を開始した。カラダノートは、アプリユーザーなどに対して、自社ブランドの宅配水を提案していくという。
 カラダノートは同日、宅配水のブランド「KARADANOTE WATAER(カラダノートウォーター)」を立ち上げた。
 まずは、カラダノートが提供するアプリのユーザーに対して、自社ブランドの宅配水契約を提案する。8月25日時点では、テレマーケティング(テレアポ訪販)での提案を行っているという。
 OEM提供に当たっては、ウォーターサーバーのロゴマークを、カラダノートのものに変更する。サーバーのデザインの変更は行わないという。契約者には、プレミアムウォーターの持つ水源のうち、山梨・富士吉田、熊本・南阿蘇、島根・金城の三つの拠点から、水ボトルを配送するという。
 カラダノートは、「妊娠したらママびより」や「授乳ノート」など、妊婦向けや子育て世代向けのスマホアプリを多数提供している。
 カラダノートによると、18年から20年にかけての国内の出生数と、カラダノートの提供する全てのアプリのダウンロード件数を比較すると、出産した女性の約9割が、同社のアプリを利用したことがある計算になるとしている。
 カラダノートはこれまで、アプリユーザーに対して、プレミアムウォーターのウォーターサーバー・宅配水の契約をすることを提案してきた。ウォーターサーバーを導入したいと考える、乳幼児を持つ世帯が多いことから、自社ブランドとして展開することにしたという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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