消費者庁/教授らと意見交換会/将来の価格と比べた表示で

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 消費者庁は5月22日、「第1回将来の販売価格を比較対照価格として用いた二重価格表示等に関する意見交換会」を開催する。将来の販売価格を比較対照した二重価格表示について、学識経験者と意見を交わすのが目的。
 景品表示法は、不当表示(優良誤認)として二重価格表示を規制している。ただ、将来の販売価格を比べて用いた二重価格表示について、消費者庁の明確な考え方が示されていない。
 このため、事業者からは「より具体的な考え方を示してほしい」という意見が寄せられている。
 意見交換会に参加するのは、佐賀大学副学長の岩本諭教授、岡山大学の佐藤吾郎教授、東京大学の白石忠志教授。消費者庁からは、小林渉審議官と西川康一表示対策課長が参加する。
 意見交換会は月に1回程度で開催し、20年夏ごろをめどに取りまとめを行う。パブリックコメントを経て対応方針を公表する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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