消費者庁/サプリ66商品に改善要請/19年4―6月の虚偽・誇大表示の監視で

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 消費者庁は9月13日、ECで健康食品などを販売している65業者の72商品の表示について、改善の要請を行ったと発表した。19年4―6月の間にインターネットの検索監視を行ったところ、健康増進法に違反する誇大広告や虚偽表示のおそれがある商品を発見したという。サプリメントなどのいわゆる健康食品は66商品あったとしている。
 消費者庁のインターネットにおける健康食品などの表示の監視は、ロボット型検索システムを用いて行われた。「がん」「糖尿病」などの疾病の治療や予防の表現や、「アレルギー」「ストレス」「ダイエット」「美肌」などの表現を、検索キーワードとして設定したとしている。
 監視の結果、19年4―6月に改善要請を行った事業者は65事業者、商品数は72点だったとしている。
 消費者庁は、違反事業者に自社サイトの表示を改善するよう要請するとともに、楽天市場やAmazonなどのECモールにも改善の協力要請を行ったとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ