消費者委員会は5月15日、「第1回オンラインプラットフォームにおける取引の在り方に関する専門調査会」を開催する。ECモールなどプラットフォームの取引状況や調査会の方向性について議論する。座長を務めるのは龍谷大学法学部の中田邦博教授。そのほか、楽天やヤフーなどが委員として参加する(別表参照)。
議論の対象になるのは、ECモールや個人間取引ができるCtoCプラットフォームなどにおける取引。「プラットフォームの法律上の定義」「プラットフォームを運営する事業者の責任」などについても審議する。
運営者の責任についてはモール運営企業も独自に取り組んでいる。ヤフーとメルカリが17年8月に設立した「EC事業者協議会」は、不当表示などEC業界の課題を議論する会で、近日中に第3回協議会を予定しているという。
消費者委員会/楽天、ヤフーが参加/プラットフォーム調査会開催
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