太陽光発電を販売する日本エコシステム(本社東京都、白髭博司社長)が、昨年開始した電力小売サービスのてこ入れを図っている。これまでネットと催事で申し込みを受け付けてきたが、契約数は計画値に届かず伸び悩んでいる。不動産会社と業務提携し、販路拡大につなげる。
業務提携の第一弾として今年1月から、不動産のセンチュリー21.ジャパンの加盟店が仲介する新築や中古住宅の購入を検討する消費者に、電力小売サービスのセット契約を薦める。2年間で1000件の契約増を目指す。
今回の提携により首都圏で展開しているセンチュリー21.ジャパンの加盟店400店がサービスを取り扱う。18年3月期までに、全国の加盟店で取り扱いができるようにする計画だ。
電力小売りサービス「じぶん電力」は、消費者の住宅に太陽光発電システムを無償で設置。設置した住宅に電力を販売する。消費者とは20年契約を結び、契約期間が終了すると、設置している太陽光発電システム一式を無償で譲渡する。
(続きは、「日本流通産業新聞」2月9日号で)
日本エコシステム/電力小売をてこ入れ/センチュリー21と業務提携
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