太陽光発電の訪問販売を展開するサンティア(本社東京都、守屋敬善社長)は今夏にも、アイリスオーヤマ(本社宮城県、大山健太郎社長)と提携し、LED照明の販売を開始する。公共施設など法人を対象に販路を開拓し、BtoB事業強化に乗り出す。
サンティアが過去に太陽光発電を販売した実績がある病院や公民館などの施設に、アイリスオーヤマ製のLED照明への取り換えの営業を行う。アイリスオーヤマは見積もりを算出し、自社製品のLED照明をサンティアに卸販売する。設置工事は、サンティアの施工専門子会社のエーテル(本社埼玉県、守屋敬善社長)が実施する。
サンティアは法人顧客の囲い込みに期待が持てるほか、在庫を抱えるリスクを持たずに取り扱い商品を拡充することができる。アイリスオーヤマは、自社製品の販路拡大を図れることから、双方にメリットが大きいと判断し、提携を進めている。
サンティアによると、同社でLED販売の見積もりを取らないため事業規模は現在のところ未確定だが、「LED照明を一カ所で百台以上設置する大型施設もあるため、大きな売り上げを見込める」(守屋社長)と、期待を寄せている。
(続きは、「日本流通産業新聞」7月14日号で)
サンティア/アイリスオーヤマと提携/BtoB事業の強化を図る
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