消費者庁/「機能性」の届出ペース加速/PRISMA2020開始を前に(2025年2月6日号)

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 「PRISMA(プリズマ)2020(以下2020)」準拠が要件化される4月を前に、駆け込みの機能性表示食品の届け出が増えているようだ。消費者庁食品表示課の担当者によると、25年1月以降、「明確にカウントしているわけではないが、体感では、毎週10件ずつのペースで届け出の提出の件数が増加しているように感じる」と話している。
 機能性表示食品では25年4月から、従来の「PRISMA2009(以下2009)」ではなく、「2020」に準拠する形での新規届け出が求められるようになる。「2020」は、ヘルスケア領域における研究報告を統合する「システマティックレビュー(SR)」についてのガイドライン。「2009」より厳しい基準で、研究の手法や、結果の書き方を規定している。これまでの「2009」よりも詳細に、届け出の資料にデータ項目を記載することなどが求められる。

(続きは、「日本流通産業新聞 2月6日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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