宮城県/「聴き取り調査」が2件/県警は地域通じた啓発活動を説明(2023年10月19日号)

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 宮城県は8月30日に行った「令和5年度第1回宮城県消費生活審議会」の開催資料を公表し、令和4年度における行政処分や行政指導件数がゼロ件だったとした。
 「聴き取り等の調査件数」は前年と同じ2件実施した。「消費者から寄せられた違反被疑事案に対する調査を実施した。指導に至る事案はなかったが、引き続き状況を注視する」(宮城県・環境生活部消費生活・文化課)としている。
 審議会では、宮城県警の生活安全部の職員から悪質商法に関する相談件数について報告があった。それによると、令和4年度は前期から横ばいの310件、令和5年度は前年同期に比べて34件増の222件と増加傾向にある。
 宮城県警では、交番や駐在所における防犯講和のほか、町内会、交番連絡協議会、「活き活きサロン」などあらゆる機会を通じた啓発活動を行っているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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