【リレーコラム 人を育てる】第24回〈外的要因をつかむには(2)〉 リスト化して確認、継続

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ECマーケティンング人材育成 石田麻琴社長

3、リアルタイムデータを見る

 グーグルアナリティクスのリアルタイムサマリーや、メーラーに落ちてくる受注メールなどを見て、ネットショップ全体の動きを体感しておきます。
 グーグルアナリティクスのリアルタイムサマリーにおいて、アクセスが突然跳ね上がれば異常値に気付きますし、受注メールが突然たくさん落ちてくれば、それもまた異常値に気付くことができるわけです。
 グーグルアナリティクスなら参照元やキーワード、受注メールなら注文商品から、どんな「外的要因」があったかを予測できるはずです。


4、お客さまに聞く

 「外的要因」を必ず知っている人がいます。それは「外的要因」によってネットショップを利用したお客さまです。
 リアルタイムサマリーや受注メール、日々の数字から「異常値」を発見し、かつその理由が分からなかったら、思い切ってお客さまに「なぜ当店を利用されたのですか?」と聞いてしまうのも一つの手です。
 多くの場合、強い「外的要因」が起きると、お客さまからカスタマーサポートに問い合わせがあります。「○○で××の商品のことを知ったのですけど、まだ在庫はありますか?」などです。


「外的要因」のチェックリストを作る

 上記1~4を毎日やりきっていれば、少しずつこれまで起こった「外的要因」の履歴がたまってくるはずです。その「外的要因」をリスト化してください。
 また、例えば「テレビ番組の○○で紹介された」ならば、「△△で紹介される可能性もある」といったように、可能性を広げてチェックリストを作成してください。
 異常値が起こったとき「どこに原因がありそうか」、チェックリストを元に確認していきましょう。
 今日から「外的要因」を探すようにして、明日から全てが分かるようになることはありません。「外的要因」の予測は、毎日「原因と結果」を探し続けることで上手になっていきます。
 大切なのは継続です。一つ一つ、ノウハウを着実に積み重ねっていってください。


〈プロフィール〉ECマーケティング人財育成 石田麻琴社長
 ECマーケティング人財育成を11年10月設立。元有力ネットショップの責任者。ネット通販に関するコンサルティング業務を手掛ける。船橋情報ビジネス専門学校(所在地千葉県)の講師も務める。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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