マガジンハウス(本社東京都、片桐隆雄社長)は1月11日、カルチャー誌「BRUTUS(ブルータス)」の通巻1000号を記念した期間限定のECサイト「あしたのベストバイマーケット」を開設した。ECサイトの公開から1週間で100万PVを突破するなど好調な出足だという。2月22日に、第2弾として約40ショップの80商品を追加した。開設から現在までの手応えや第2弾の意気込みについて、ブルータス編集長の田島朗氏に聞いた。
─「あしたのベストバイマーケット」とは。
雑誌とECサイトを連動した「うっかり出会える」購買体験を提供するマーケットプレイスだ。「BASE」と協業し、クリエーターたちによるファッション、食品など200点以上のオリジナルアイテムをそろえた。
─公開から現在(2月19日)までの手応えは。
ECサイトの公開から1週間で100万PVを突破し、約50商品が完売するなど、好調な滑り出しだった。現在は93商品が完売していて、大きな手応えを得ている。
この企画の前から「BASE」を利用しているショップの平均PV数は、直近3カ月の平均PV数と比較して、580%増加している。
─以前、同企画の目的について「雑誌ではない、立体的な表現をしたい」と話していたが、実際にやってみてどうだったか。
雑誌同様、「売らんかな」「何が何でも売って、儲けよう」の精神よりも、「クリエーターと一緒に、本当にいいモノを伝えるべく、クリエーティブしていく」というスタンスをぶらさなかったことが、結果的に良い結果につながっていると満足している。
ショップオーナーからも、
(続きは、「日本ネット経済新聞」2月22日号で)
【マガジンハウス ブルータス編集長 田島朗氏〈「うっかり出会える」第2弾始動〉】公開1週間で100万PV突破(2024年2月22日号)
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