【かわしま屋 河島酉里代表】 <「大賞」受賞の要因は?> 製造機能強化、独自商品で差別化(2023年9月21日号)

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 「カラーミーショップ大賞 2023」で大賞を受賞した「かわしま屋」を運営するかわしま屋の河島酉里代表に受賞要因や成長への取り組みを聞いた。23年3月期の売上高は前期比20%増となった。愚直にコンテンツを積み上げてきたり、独自商品の開発を強化してきたことが、成果につながっているという。

 ─事業運営の体制は。
 アルバイトも含めて37人で運営している。自社で製造や配送もしており、製造や配送などに携わるメンバーが半数くらいを占めている。ブログやSNSを更新するコンテンツチームは兼務も含めて10人くらいいる。
 ─取扱商品数は。
 だいたい600~700品目ぐらいある。流通のしやすさや、ビジネスのしやすさというよりも、食べる人のことを考えて原料や製法にこだわっている製品を取り扱うようにしている。
 ─売れ筋は。
 シーズンによって売れ筋は変わる。何か一つが突出して売れているわけではなく、夏はお酢や油、梅干しなどの食品が底堅く売れている。
 ─コンテンツを作る際のこだわりは。
 すごいことをやっているわけではない。ただ、昔からブログは続けている。資金がなかったのでコンテンツを作るしかなかった。生産者に会ってお話を聞くと、人生をかけてモノ作りをしているので、一言一言がすごく深かったり、重かったりするので、それをしっかり伝えられるように気を付けている。
 ─創業のきっかけは。

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月21日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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