【DROBE 山敷守CEO】 〈パーソナルスタイリングサービスが好調〉前期比90%増で着地予定 (2022年4月21日号)

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 DROBE(ドローブ、本社東京都、山敷守CEO)では、レディースファッションアパレルのパーソナルスタイリングサービス「DROBE」を提供している。20年の正式リリース以来、利用者は増え続けており、現在の会員は10万人。21年12月には、月商が1億円を突破したという。22年3月期の売上高は、前期比約1.9倍の9億円超で着地予定だとしている。

 ─パーソナルスタイリングサービスとは。
 「DROBE」の「セレクトBOX」というサービスでは、スタイリストが選んだ「商品5点」と、着こなしのポイントなどを記載した「スタイリングカルテ」がセットで届きます。
 スタイリングは、ユーザーの嗜好・体型・予算などに応じて行い、レディース向けのアイテムを定期的に配送します。「セレクトBOX」では、トップスやボトムスだけでなく、バッグやシューズなども組み合わせた、トータルコーディネートの提案を行います。ユーザーは、気に入った商品だけ購入し、買わないものは返送する仕様になっています。


■「豊富な商品数」と「独自AIの活用」

 ─サービスの強みは。
 「豊富な商品数」と「独自AIの活用」です。
 「DROBE」では、スタイリストが、国内有名ブランドを中心に200ブランド以上、約15万SKUのアイテムの中から選別を行い、スタイリングします。「自社での商品買い取り」も行っていますが、それだけではありません。ブランドによっては、各社のシステムと在庫連携を行い、ユーザーに商品を配送する際に取り寄せたりもしています。だからこそ、膨大な商品を取り扱うことができているのです。
 取り扱う商品数が少ないと、提案の幅が限られてしまいます。例えば、

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月21日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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