【ジェイフロンティア 中村篤弘社長】 〈医薬品の配達アプリ「SOKUYAKU」を展開〉通販のノウハウを医薬品のオンライン処方へ (2022年1月20日号)

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 「酵水素」シリーズなどの健康食品や化粧品の通販・ECを展開するジェイフロンティアでは20年から、オンライン診療・服薬指導サービス「SOKUYAKU(ソクヤク)」の本格提供を開始した。同サービスでは、オンライン診療から、処方箋医薬品のオンライン処方、配達までを一気通貫で提供できる。現在、東京や横浜など、全国5都市で、医薬品の即日配達サービスを提供しており、登録している医療機関・薬局は合計で2500件以上だという。ジェイフロンティアの中村篤弘社長は、「『ソクヤク』には、通販のノウハウを盛り込んでおり、スマホアプリから、医療機関や薬局へ送客できる。患者のリピート利用を促すこともできる。将来的に、会社の売上高として1000億円の規模にまで拡大させたい」と話す。中村社長に、「ソクヤク」事業の進捗と、今後の経営戦略について聞いた。

■登録医療機関は2500件以上

 ─「ソクヤク」の事業概要について教えてください。
 「ソクヤク」は、オンライン診療から、処方箋医薬品のオンライン服薬指導、薬の配達までを一気通貫で提供するサービスです。
 「ソクヤク」アプリをスマホにダウンロードしたらまず、オンラインで受診したい病院や、薬を処方してほしい薬局を選択します。患者は、日付や時間帯、診療内容などから、希望する医療機関を選択することができます。医療機関と日時を指定すると、スマホアプリ上で、医師によるオンライン診療と、薬局の薬剤師によるオンライン服薬指導を受けることができます。
 お薬は、メール便で配送します。患者の住んでいる地域によっては、バイク便で即日配達することもできます。現在、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡の5都市で即日配達を実施しています。バイク便の位置情報をアプリで確認できる機能もありますから、配送状況をリアルタイムで確認できます。今後も順次、即日配達可能エリアを拡大していきます。
 「ソクヤク」に登録している医療機関は現在、1263件です。薬局は1288件が登録しています。今後も、登録件数を順次拡大させていく計画です。


■アプリから患者を送客

 ─「ソクヤク」事業に注力している理由は。
 医薬品医療機器等法(薬機法)の改正で、オンライン診療・オンライン服薬指導が解禁されましたが、依然としてオンライン診療・オンライン服薬指導が普及していない現状があります。理由はいくつかあります。
 まず、一つ目に、

(続きは、「日本ネット経済新聞」1月20日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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