【グッドイートカンパニー 楠本修二郎社長】〈「GOOD EAT CLUB」をオープン〉長年の飲食店経営の経験が他モールと異なる強みに(2021年11月18日号)

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 NTTドコモと資本提携しているグッドイートカンパニー(本社東京都、楠本修二郎社長)は今年7月、著名人などが薦める飲食店の食品が購入できるECサイト「GOOD EAT CLUB」をオープンした。11月10日には、都内に初の店舗「GOOD EAT VILLAGE」を開店。会員同士が集い、商品が購入できる機能、ECで購入できる食材を食べることができるカフェスペースを併設した。「WIRED CAFE」をはじめとするカフェの運営や商業施設のプロデュースを手掛けるカフェ・カンパニーの代表も兼任する楠本社長に、ECサイトのコンセプトや今後の事業展開について聞いた。

■サイトはこだわりを訴求

 ─グランドオープンからこれまでの取り組みについて教えてください。
 今年1月にベータ版として立ち上げ、7月にグランドオープンしました。ベータ版でSKUを絞り込んで、特集の構成やユーザーの興味や関心があるのかを検証してきました。
 クラブというだけあって、きちんとクラブの中に人を流入させていくことも準備しています。クラブに集う人の中から「偏愛」的な美食だけではないこだわりを訴求できるようなサイトを目指しています。
 ここに、NTTドコモの「dポイント」や「d払い」を連携させたりすれば、ドコモ会員へのインセンティブになり、サイトへの流入にもつなげることができます。この部分がきちんと連携できるようになれば、株主としてのNTTドコモを含めたプロモーションを本格化させることができます。


■約30人の「たべびと」が紹介

 ─「GOOD EAT CLUB」はどのような仕組みですか。
 著名人などの「食べ人」が中心となって商品を集めて、SKUを増やしています。クラブのコミュニケーションスペースをオンラインでどう構築するのか、さらにリアルでもどう構築していくのかを考えています。
 11月10日には、日本の「おいしい」にまつわる文化・技術・知恵を知的資産として未来に継承する「おいしい未来研究所」を立ち上げました。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月18日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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