【ヒューマンフォーラム 「進化型古着屋”森”」 井垣敦資ディレクター】 〈サステイナブルな古着ブランド〉EC月商が5倍に

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 アパレル事業を展開するヒューマンフォーラム(本社京都府、岩崎仁志社長)は、古着から新商品まで幅広い商品を取り扱うアパレルブランド「SPINNS(スピンズ)」など、複数のアパレルブランドを展開している。SPINNSは若者を中心に人気のブランドだ。雑誌に広告出稿はしていないが、雑誌から声が掛かる。毎月平均で、ファッション雑誌3~4誌に取り上げられているという。ヒットブランドを手掛ける同社は19年3月、「USED(ユーズド)を拡張する進化型古着屋”森”」という名称の、古着中心のアパレルブランドを立ち上げ、ECと実店舗運営の事業をスタートした。サステイナブルさを大切にしている同ブランドは、スタートから多くのファンの心をつかんでおり、EC事業は右肩上がりで成長を遂げているという。同ブランドの21年6月度のECの月商は、前年同月比で約5倍になったとしている。同社で、「進化型古着屋”森”」のディレクターを務める井垣敦資氏に話を聞いた。

■ECは右肩上がりで成長

 ─19年3月に、古着中心のアパレルブランド「USED(ユーズド)を拡張する進化型古着屋”森”(以下”森”)」を立ち上げたということですが、その後の歩みについて教えてください。
 19年3月に、”森”のECサイトを開設し、同時に実店舗運営もスタートしました。20年12月には、ECサイトをリニューアルしました。コロナの感染拡大が進んでいましたから、そこでEC事業の強化を図り、本格化することにしました。リニューアル後、”森”のEC事業の売上高は右肩上がりで推移しており、リニューアル後の月商は、前年同月比で平均3~4倍になっています。21年6月度は、月商が前年同月比で約5倍になるなど、特に好調でした。
 今まで「SPINNS」を始め、ヒューマンフォーラム内で携わってきたEC事業の知見を活用しつつ運営を行っています。


■約6割がECに

 ─ECと実店舗の販売比率はどうなっていますか。
 ”森”では現在、実店舗よりEC事業の比率が高くなっています。当社はもともと実店舗が強いので、”森”についても、EC比率は3割ほどになると想定していました。ところが現在は、ECが6割以上を占めています。
 ”森”では、「ビンテージ」「リメイク」「オリジナル」のアイテムを販売しています。同ブランドでしか買えない商品を、全国のファンの手元に届けることができるため、ECとの相性は非常に良いと感じています。
 ─新規顧客の獲得は、どのように行っていますか。

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月30日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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