【カインズ〈CAINZ ONLINE SHOP〉/eコマース事業部部長 林圭一郎氏、eコマース事業部・デジタルコンテンツグループ・グループマネジャー兼プロジェクトC+リーダー 堺利彦氏】 次のフェーズはパーソナライズ化

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林圭一郎氏(写真右)と堺利彦氏

 日用品やインテリア商品、建材などを販売するECサイトを運営するカインズは19年3月1日、高家正行副社長が社長に就任する人事を行った。高家新社長は、金型・部品などのBtoB通販大手のミスミグループ本社で取締役を務めた経歴を持つ。就任と同時に「デジタル戦略」を盛り込んだ中期計画を発表。デジタル戦略に強みを持つミスミグループ本社で培ったノウハウが同社にどのように注入されるかに、業界の注目が集まっている。カインズの19年2月期のEC売上高は前期比2ケタの成長を記録している。カインズのEC事業の運営を行っている、eコマース事業部・林圭一郎部長と、eコマース事業部・デジタルコンテンツグループ・グループマネジャー兼プロジェクトC+リーダーの堺利彦氏に話を聞いた。

■PB商品開発力が強み

 ─御社の最大の強みについて教えてください。
 林 当社の一番の強みはPB(プライベートブランド)商品の開発力だと考えています。本社の社屋のテーマは「創るをつくる」。つまりは、新しいものを創造する人材や仕組みをつくることを念頭においているのです。色違いやサイズ違いも含めると、毎年約9000SKUを超える商品を開発しています。商品の開発力には自信を持っています。PB商品は、安価で提供できることもメリットですが、それだけではありません。商品数を増やしていくことで当社を利用する顧客に、「常に新しい商品がある」と認知してもらえるメリットもあるのです。顧客にとって、購買の動機付けになるという点も魅力なのです。
 ─御社が強みを持つ「開発力」というのは「量」のことですか?
 林 量だけではありません。開発する商品の質の高さにも自信を持っております。12年から7年連続で、グッドデザイン賞を受賞していることからも、商品力の高さは分かっていただけるのではないかと思います。13年に開発した収納用品の「Carico(キャリコ)」という商品は、これまでに400万個が売れました。収納としての機能性だけでなく、インテリアとしてのデザイン性も兼ね備えているのが特徴です。顧客からも大きな支持を集めています。

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月9日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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