【インタビュー】 〈暮らしの提案ができる体制強化〉MOA 佐伯澄代表取締役社長/売上高1000億円を目指す

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 家電のECサイト「PREMOA(プレモア)」を運営するMOA(モア、本社東京都、佐伯澄社長)の成長が著しい。18年6月期の売上高は前期比35.3%増の437億円だった。プライベートブランド(PB=自主企画)商品「マクスゼン」の売り上げが順調だった。今年10月には販路拡大を目的としたテレビ通販への供給も開始。7年後の2025年には売上高1000億円を目指している。家電販売のみならず、「暮らしの提案」を提供できるよう新たな体制作りを強化している。同社が手掛けるPB商品や今後の経営方針について、今年8月1日付で代表権のある社長に就任した佐伯氏に聞いた。

■PBを拡充

 ─「マクスゼン」の売り上げ状況は。
 「マクスゼン」については今期30億円の売り上げ目標を立てており、売れ行きは非常に順調です。現時点で販売している商品は35品目ほどで、今後50~60品目に拡充していく方針です。今はテレビが最も売れています。10月からはテレビ通販への供給も決まり、QVCジャパンで圧力鍋を販売しました。自社サイトの「プレモア」や各モールでの販売が順調なので、プラスアルファの販路を拡大している最中です。
 ─今後「マクスゼン」は調理家電の分野に力を入れていくのですか。
 売上高の主体はテレビですが、商品のラインアップは増やしていく計画です。商品の価格帯が高く、顧客ニーズの高い商品となると白物家電もありますが、他社があまり手を付けていない調理家電が商機のある商品になってきます。今後60品目に商品を拡充していく上で、調理家電には注目しています。


■暮らしを提案

 ─PB商品以外で販売を強化しているのは何ですか。
 最近は水回りや住設系が伸びています。現在売上高の88%を家電が占めていますが、家電から派生した住設やDIYなどのカテゴリーを今後強化してく方針です。今持っている強みを横展開し、「暮らしの提案」をすることも先々できるのではないかと考えています。
 モアでは商品の販売だけではなく、その後の設置サービスも行っています。現在対応できる商品は17品目ほどです。量販店でも同様のサービスがありますが、地域によって業者を分けるなどモア独自のルートを構築しています。住設に関しても設置サービスがあり、設置サービスが好評となれば、相乗効果で仕入れの面も拡充できると考えています。品ぞろえ、価格、利便性は顧客満足度向上の大きな三本柱として考えています。

(続きは、「日本ネット経済新聞」12月6日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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