【Temple Tool 森田尚志代表取締役】 <創業2年でBAUHAUSと契約> 海外比率99%、売上10億円へ(2026年10月1日号)

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 24年6月に創業し、工具ブランド「Temple Tool(テンプルツール)」をECや卸、代理店などを通じて提供するTemple Tool(本社東京都、森田尚志社長)。日本の技術力を生かす同社独自のマーケティングで、創業2年で欧州最大級のホームセンター「BAUHAUS(バウハウス)」との契約を獲得した。流通は海外が99%を占め、海外を中心に販売を伸ばしていき、直近の目標である売り上げ10億円を目指す。森田尚志社長に話を聞いた。

■祖父の影響大きく

 ─最初から海外を選択した理由は。
 日本の優れた製品や、モノづくりを海外へ輸出する仕事をしたいという思いが強くあった。祖父が海外営業マンで日本の家電製品を輸出しており、その姿を幼少期から見ていて憧れもあった。
 日本のモノづくりは技術力が高い一方、ITやマーケ領域は海外よりも遅れている。マーケを当社が担い、製造業や職人に利益を還元できるようにしていく。いずれは、業界全体を盛り上げるきっかけの一つになればと思っている。
 私は新卒入社したIT会社の新規事業だった越境EC部門で、工具ブランドの立ち上げを経験した。当初の調査で、日本のノコギリは海外でニーズが高く、勝機があると確信していた。こうした知見を生かして、最初から海外市場で攻勢を図る選択をとった。


■海外視点で開発

 ─単なる日本製だけでは売れない。
 当社は、海外ユーザーの視点で商品開発ができる点を強みとしている。
 共同創業者に米国人の大工がいる。彼が当社商品のデザインから企画を担当し、現地で求められる開発を続けている。
 製造元は、新潟・燕三条の老舗刃物メーカーと組んでいる。世界でも通用する製造技術と、米国視点でのデザインや機能性を掛け合わせている。これがセールスに加えて、競合との差別化につながっている。
 ─欧州最大級のホームセンターとの契約が実ったようだが。

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月1日号で)

<プロフィール>
森田尚志氏
 上智大学外国語学部卒業後、ITベンチャーや大手食品メーカーで海外アマゾン事業やD2C事業に従事。サラリーマン時代の経験を生かして、日本のモノづくりを世界に届ける工具ブランド企業「Temple Tool」を創業。日本製工具を、欧米市場を中心にECや小売店を通じて販売している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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