IKホールディングスの26年5月期連結売上高は、前期比4.2%減の145億6800万円だった。テレビ通販の縮小に伴う在庫評価損や韓国コスメの販売代理店契約の変更と終了に伴い、返品見積額を計上したことで営業利益は同53.9%減の1億9600万円。これらにより25年7月に公表した中期経営計画を取り下げ、社内に「グループ経営改革会議」を設置し新たな計画策定を進めている。長野庄吾社長に今後の事業の方向性について聞いた。
─26年5月期の業績要因は。
テレビ通販を縮小し、その人員をECに配置転換したほか、化粧品や食品などリピート性のある新商品開発に力を入れて、定期会員を積み上げてECを伸ばす計画でした。テレビ通販で減らした売り上げをECで増やしていこうと考えています。一部、アマゾンなどでヒットの兆しが見えている商品もありますが、まだまだ模索している状況です。
グループ会社のプライムダイレクトが手掛けるテレビ通販事業の全体の売り上げに対するシェアは2%にまで縮小しました。以前は、雑貨品を主軸に販売していましたが、現在は、サプリメント「源喜の一粒 青森県産黒にんにく」を中心に定期購入を促しています。
─ECで力を入れている商品は。
22年6月から販売する健康米パック「金賞の一膳」がシリーズ累計150万食を突破するなどヒットしています。インスタグラムなどSNSを積極的に活用し、販売につなげました。
高級パックライス市場を狙い、EC専用(アマゾン)の商品として開発しました。パッケージのデザイン性を高めたほか、健康志向の高い女性をターゲットとしているため、一般的なパックライスと比べて量を少な目にしました。
インスタグラムを活用した独自のマーケティングに手ごたえを感じています。ウェブ広告はほとんど行っておらず、
(続きは、「日本ネット経済新聞」7月30日号で)
長野庄吾(ながの・しょうご)氏
1969年愛知県名古屋市生まれ。1995年アイケイ入社。2014年プライムダイレクト代表取締役、15年アイケイ代表取締役社長COO、25年からIKホールディングス代表取締役社長。
【IKホールディングス 長野庄吾代表取締役社長】ECで売れる商品を開発し次の成長へ(2026年7月30日号)
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