【ANA X EC事業推進部・セールスマネジメントチームリーダー 外村秀人氏】 <マイルを”ためたい””使いたい”に訴求> /購入者数、流通額ともに40%増(2026年2月12日号)

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 ANA X(本社東京都、神田真也社長)が運営するECモール「ANA Mall」は今年1月31日、開設3周年を迎えた。25年4―9月期の流通額、購入者数は、前年同期比約40%増となり、順調に推移している。「ANA Mall」のコンセプトは「旅と日常がつながるECモール」。ユーザーが買い物を通じてマイルをためたり使えたりするのが大きな特徴だ。EC事業推進部・セールスマネジメントチームリーダーの外村秀人氏に、運営戦略と次の展望を聞いた。

 ─開設から今日までの変遷は。
 「ANA Mall」は、ANAグループにおけるデータ管理の中核を担う当社が、23年1月に開設した。
 出店数は開設当初の23店舗から、現在はおよそ10倍の約230店舗まで拡大している。ANAグループ直営店をはじめ、食品や日用品、家具・家電、ファッション、ゴルフ用品、書籍など、幅広いジャンルのショップとの提携を強化している。昨年はラグジュアリーブランドの取り扱いも開始した。
 今後はアパレル領域も、積極的に拡充したい。


■平均購入単価1万円超

 ─「ANA Mall」の最大の強みは。
 強みは、ユーザーの「マイルをためたい・使いたい」というニーズに応えられる点にある。基本的には、購入金額100円に対して、1マイルを付与する仕組みとなっている。
 「ANA Mall」内での買い物にとどまらず、買い物でためたマイルを使って特典航空券に交換したいというニーズも根強い。
 出店者にとっては、日常的にマイルをためていて、なおかつ購買力のある層にアプローチできるのが、大きなメリットとなる。
 「ANAマイレージクラブ会員」の約40%が、世帯年収1000万円を超えており、「ANA Mall」での平均購入単価は常に1万円以上を維持している。
 もちろん、ファミリー層なども一定数いるが、年代としては働き盛りの30~50代が中心だ。


■出店者にも裁量権を

 ─購入を促す取り組みは。
 マイルの積算・償還効率を高めるキャンペーンを、月末・月初の「定期施策」と、ブラックフライデーや年末祭といった「季節施策」の2軸で展開している。
 通常は100円につき1マイルたまるが、

(続きは、「日本ネット経済新聞」2月12日号で)

<プロフィール>
外村秀人(とのむら ひでと)
 東京都出身。1999年入社。航空・旅行事業の営業や国内旅行商品企画に携わり、お客様に「旅」という非日常体験を届ける。現在はEC事業にてANA Mallを担当。「旅という非日常」と「お買い物という日常」を繋ぐECモールとANAマイルの体験価値を追求する。サウナとゴルフをこよなく愛するアクティブ派。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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