【京福堂 KIMEKI事業部 小林眞土部長】 <サジーを原料としたサプリメントを展開> /リアルでのPR重ね年商10億へ(2025年12月4日号)

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 男性向け活力ケアの医薬品「プロキオン」などを展開する京福堂(本社大阪府、関崇樹社長)では、24年4月から「KIMEKI(きめき)」ブランドとして、サジーを原料としたサプリメントを展開している。酸味の強いサジーを、より「おいしく」改良して開発。ECを主軸に、温泉施設や少年サッカーなどのリアルイベントでのプロモーションを強化している。「ブランドの年商規模を3年以内に10億円へと高めたい」と話す、KIMEKI事業部の小林眞土(まさと)部長に、話を聞いた。

■「味」を武器にサジー市場へ

 ─サジーの通販の市場は、強い競合が多いです。なぜサジー市場に参入したのですか?
 サジーの通販・EC市場においてここ数年、複数のブランドが広告戦略を大規模に展開してきたこともあり、「サジー」自体の認知度は非常に高まっていると考えています。
 そこで、我々なりに、「味」にこだわった商品を作ろうと思い立ったのです。サジーは、鉄分が豊富ですが、青汁と同様、味を好まない人が少なくありません。「味」にハマればヒットするのではないか、という仮説でスタートしました。
 一番飲みやすく、おいしい商品を作ろうと考え、商品化しました。実際に、味に対するお客さまからの評価も高いです。
 「KIMEKI」という商品名は「ときめき」からきています。ターゲットはミドル世代の女性で、ユーザーの半数は、サジーの製品を初めて使う人、残りの半数は、他ブランドからスイッチしてくれた人になっています。


■顧客の声と意外なレシピ

 ─実際に飲んでいるお客さまからは、どのような声が届いていますか?
 貧血が原因の健康課題が改善したという声が届いています。
 以前コールセンター業務を委託していた会社のオペレーターさんたちにも、サジーを飲んでいただいているのですが、今日ちょうど、インタビューしてきました。
 彼女たちは業務を通じて商品を知り、今も自腹で購入し続けてくれています。彼女たちから、まさに効果実感の声を聞きました。
 ─飲み方の工夫などはありますか?

(続きは、「日本ネット経済新聞」12月4日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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