〈アパレル大手〉 EC売上を大幅拡大/ユニクロ40%増、自社ECが成長の鍵

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 アパレル大手は国内EC事業を大幅に拡大している。ユニクロの20年9月―21年2月期(中間期)におけるEC売上高は、前年同期比40.5%増の738億円だった。21年2月期の通期決算を発表したアダストリアやTSIホールディングスも、EC売上高が2桁増収になった。自社ECサイトが成長の鍵になっている。
 ユニクロはEC事業の成長を加速させている。話題性のある商品の投入や迅速に発送できる物流設備、利用率の高いアプリなど、これまで培ってきたサービスが成長に寄与。ユニクロの中間期におけるEC化率は、同3.7ポイント増の15.0%にまで高めている。


■自社EC会員が拡大

 アダストリアの21年2月期における国内EC売上高は、前期比23.4%増の538億円だった。EC化率は同10・1ポイント増の30.6%、国内EC売上高に占める自社ECサイトの売上比率は同6.1ポイント増の51.9%になっている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月15日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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