MonotaRO 19年12月期/売上高20.1%増/約75万件の新規獲得

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 工業用間接資材のECサイト「モノタロウ」を運営するMonotaRO(モノタロウ)の19年12月期の単体売上高は、前期比20.1%増の1265億4300万円となった。期中に取引口座ベースで74万5990件の新規顧客を獲得し、2桁増収につなげた。
 新規顧客の獲得に関しては、ネット広告の出稿に加え、SEOを主軸とした施策を実施。特にSEOは検索エンジン上位を狙った内容を中心に一つ一つの商品ページ作りを行っただけでなく、同社独自の指標やノウハウをもとに展開した。
 同社は、18年から20年の3年間に約30人の新規エンジニアを採用する計画も発表しており、ECの人材確保を続けていることも増収の要因の一つだとしている。
 大手企業向けの顧客管理システムの売上高も全体の15%を占める割合に伸長し、同売上高は前期比48.0%増の201億円となり、売り上げをけん引した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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