ヤマトホールディングス/4月、新配送を開始/ECエコシステムを確立へ

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会見で報道陣の質問に応える、ヤマトホールディングスの長尾裕社長

 ヤマトホールディングス(ヤマトHD)は1月23日、経営構造改革プラン「YAMATO NEXT100」を策定したと発表した。その一環として20年4月から、一部地域でEC向け新配送サービスを開始する。荷物を受け取る時間帯や受け取り方が、受け取る直前まで選べるような仕組みにする。21年4月には「EC事業本部」を新設。産業のEC化に特化した物流サービスを提供する、ECエコシステムの確立を目指す。

 4月から開始する予定のEC向け新配送サービスは、EC事業者や物流事業者と協業して提供する。外部の配送手段とヤマトの拠点やデジタル基盤を融合し、さまざまな配送サービスの提供を進めていく。
 ヤマトHDの長尾裕社長は会見で、「よりタイムリーにデータを提供して、受け取る時間帯や受け取り方が、受け取る直前まで選べるようにする。受け取る側のニーズに沿った、いわゆる置き配なども、安全をある程度担保できる仕組みで提供できるのであれば必要になるのではないか」と語り、「今のEコマースの受け取り方にフィットしたサービス形態を提供していきたい」(長尾社長)と抱負を述べた。
 将来的には、まとめ配達や配送距離の短縮化、オープンロッカーや取扱店での受け取り、安心な指定場所配達などを通じて、EC事業者、商品購入者、配送事業者のそれぞれのニーズに応える、EC向けラストマイルサービスを全国に展開する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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