ノイン/化粧品アプリ200万DL突破/「メーカー直販の商流作りたい」

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 16年11月に創業したノイン(本社東京都、渡部賢社長)はこのほど、運営する化粧品ECプラットフォーム「NOIN(ノイン)」のアプリのダウンロード数が200万件を超えたことを明らかにした。「同プラットフォームを通じて、メーカー直販の商流を作りたい。化粧品メーカーには、消費者の声を取り入れた商品開発を行ってもらいたい」(渡部社長)と話している。
 利用者が伸びているのは、同社がお薦め商品を動画コンテンツで訴求しているからだという。「化粧品類は商材が多く、何を基準に選んでよいのかが、消費者にとって分かりにくい。こうした状況を変えるため、各ユーザーにとって最適な商品をこちらが選定し、ブラッシュアップした情報を提供している」(同)と話す。
 現在、同社発信の情報がきっかけで商品購入に至る割合は7割。残る3割はアプリ内を検索して商品を購入するのだという。アプリを利用するアクティブユーザーは12歳から25歳の若年層が中心だとしている。
 同社では、ユーザーに対する訴求力が高い動画を制作できるという。動画のモデルには、実際に肌の悩みを抱えているユーザーを起用している。同じ悩みを持つ女性に向けて商品を効果的に訴求できるのだという。最初の利用はリップなどが多いという。効果を実感してから、リピーターになる人が多いという。現在の平均購買単価は4000円前後だという。
 同社は19年6月に約8億円の資金調達を行った。調達した資金を使って、事業拡大や人材育成に取り組んでいく考えだ。「各化粧品メーカーへの購買データの提供や、CRMツールの開放など、化粧品業界のさらなる発展につながる取り組みを当社が行っていきたい」(千葉久義取締役COO)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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