化粧品の製造と販売を行う日東電化工業(本社群馬県、茂田薫社長)は7月中に、アマゾンへ出店する予定だ。同社のECサイト「moderate scene(モデレートシーン)」でのアマゾンペイの利用者が60%を超えていること、送料無料やお急ぎ便への対応もできることから、アマゾンでの販売を決めたとしている。
アマゾンへの出店に合わせて、自社サイトのコンテンツを強化していく。
同時に、モール出店による、自社サイトの顧客離れの防止も図る。レフ化学や皮膚に関する化粧品が強みなので、自社のブランディングサイトやインスタグラムのSNSで、レフ化学や肌に関する化粧品の情報を配信していくとしている。
また、今期はネットでの広告費などの3000万円の経費削減にも成功し、19年9月期の営業利益は前期比50%増を見込んでいるという。
EC担当の正田仁志氏は「来期はECの販売強化を目指すだけでなく、メーカーとして商品の質も向上させたい」としている。
日東電化工業/アマゾンに出店開始/自社サイトのコンテンツ強化
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。