ライオン 14年12月期/通販売上100億円下回る/前期比10%減の97億円に

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日用品メーカーのライオンはこのほど、14年12月期における通販売上高が前期比10%減の97億円となったことを明らかにした。主力製品の「ラクトフェリン」シリーズの売り上げが低迷し、100億円を割り込む格好になった。
 減収の要因について同社では、主力製品である健康食品「ラクトフェリン」の不調にあったと説明している。「消費増税により、価格が上がった。定期購入者離れが加速してしまい、売り上げ減につながった」(経理部長)としている。現在の「ラクトフェリン」の定期購入者数は昨年の2月の時点から2万人減となる約13万人になったという。
 一方で、14年6月に新発売した、清酒酵母を配合した健康食品「グッスミン 酵母のちから」の売れ行きは堅調に推移。定期購入者離れによる売り上げ減に歯止めをかけた形になったという。

(続きは日本ネット経済新聞 3月12日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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