ほぼ日 19年中間期/売上高4.0%増/19年版手帳の販売が伸長

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あいさつする糸井重里社長

 ほぼ日の18年9月—19年2月期(第2四半期)の売上高は、前年同期比4.0%増の34億6700万円だった。昨年9月に発売した19年版の手帳の売り上げが伸長した。
 「ほぼ日手帳」シリーズの売り上げは同7.2%増の23億500万円。昨シーズンの新商品「ほぼ日手帳weeksMEGA」や「ほぼ日5年手帳」、「ひきだしポーチ」が、売り上げに貢献した。19年度版のほぼ日手帳では、中国ユーザーに向けて「簡体字版」も販売している。
 一方で、「ほぼ日商品」の売り上げは17年12月に「ほぼ日のアースボール」などを発表したが、同5.4%減の8億7100万円だった。
 上半期累計の海外売上比率は前年同期に比べて1.3ポイント上昇して21.4%だった。直販の海外売り上げが好調だったほか、卸販売では米国アマゾンが好調に推移した。中国向けに関しては、代理店の見直しを行ったことや、税関強化による個人の受取拒否などによる返品が多発したことなどが影響、同8.1%減の2億2400万円となった。
 イベント「生活のたのしみ展」は今年4月で第4回目の開催となる。来年の東京オリンピックを控えて「東京と世界」をテーマに開催。出展者数は60店舗となる。カフェスペースでは、5月下旬に発売するほぼ日の新商品「カレーの恩返しカレー」を提供する。オリンピックを前にした「アースボール」はまだ発表段階ではないものの、準備は進んでいると話した。
 今秋、リニューアルする渋谷パルコに2店舗を出店することを発表した。糸井重里社長は、「『ほぼ日刊イトイ新聞』が始まってから20年。Eコマースという形でネット通販を始めてから20年近く経つ。Eコマースの通販にこだわらなくてもやっていけるビジネスモデルをずっと探している最中。『喜ばれている』という実績がどう展開されて実を結んでいくのか。ここを皮切りに、また大きく展開できるのではないかと思っている。事業全体として、とりあえず足固めはできている」とコメントした。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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