アクタス 第1四半期/EC売上高2%増/福袋販売のマーケ奏功

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 インテリア商材や雑貨の販売を行うアクタス(本社東京都、休山昭社長)は、このほど18年12月―19年2月期(第1四半期)のEC売上高が前年同期比で2%増になったことを明らかにした。毎年、12月頃から実施している、福袋の販売により、サイトへのアクセス数が伸び、EC売上高も伸長したという。
 今回の福袋販売は今年で7回目。予約受付を開始した直後に完売したという。「福袋の購入に当たっては、レビューを参考にする消費者が非常に多い。ブローカーなどがウェブメディアで、各会社の福袋の評価を行うのだが、当社の今年の福袋は評価が高く、それが拡販につながった可能性が高い」(eコマース事業部・リーダー小林康彦氏)と話す。今回販売した福袋は600個。2万~3万円相当の中身が入った福袋の販売価格は、税別1万3000円だった。
 福袋の購入者には同社のサイトを日頃から利用しているリピーターが多い。同社の福袋は今年で7回目だが、中身の商品だけでなく、入れ物のデザインなどにもこだわり、毎年違ったコンセプトで福袋を作り続けていることも購入者が増える要因になっているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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