東京地検/架空の広告費で脱税/メディアハーツの社長を逮捕

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

2月12日、メディアハーツが本社を置く東京・渋谷のビルに家宅捜索が入った

 東京地方検察庁は2月12日、法人税法違反の疑いで、健康食品・化粧品通販を手掛けるメディアハーツ(本社東都)の三崎優太社長を逮捕した。架空の広告宣伝費を計上するなど、約2年間でおよそ1億8000万円を脱税した疑いが持たれている。
 架空の広告宣伝費の計上などにより、約1億4000万円の法人税を免れたとされているのは15年9月期と17年9月期。架空の課税仕入れを計上し、消費税約4000万円も免れた疑いがある。
 メディアハーツは14年7月、ヒット商品「すっきりフルーツ青汁」を有する自社ブランド「FABIUS(ファビウス)」を立ち上げた。主にアフィリエイト広告の運用により自社商品を拡販。ブランド立ち上げとともに発売した「すっきりフルーツ青汁」は発売から約3年間で、累計販売本数が1億3000万本を突破した。
 脱税が疑われる15年9月期と17年9月期は、「すっきりフルーツ青汁」の拡販時期と重なる。17年9月期の通販売上高は前期比539%増の131億円だった。
 本紙が昨年9月に実施した取材に対し「広告費を膨大に投下してフルーツ青汁のトレンドを作った。予算という考えがあまりなく、アフィリエイトにかかる予算は把握していない。全部いけるだけいく」(三崎社長)と語っていた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ