シーズホールディングス/公開買い付け終了/J&Jが筆頭株主に異動

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 ドクターシーラボの持ち株会社、シーズホールディングス(HD)は1月11日、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)による同社の株式公開買い付け(TOB)が終了したと発表した。TOB成立に伴い、J&JはシーズHDの筆頭株主に異動。前筆頭株主で、シーズHDの城野親徳会長の資産管理会社CICは、第2位の大株主となった。
 J&Jは18年10月、アジア圏におけるシェア拡大を目的にTOBを開始した。シーズHDはグローバル規模でのブランド展開を加速するためにTOBに合意していた。
 1月11日、TOBに対する応募が2000万4934株となり、TOB成立の最低条件である914万4100株を上回った。成立に伴い、J&Jが所有するシーズHDの議決権は、89.0%となった。
 J&Jは今後、シーズHDの全株式(CIC、J&J傘下でシーズHDの株式の19.9%を保有するスイス企業、シーズHDが保有する株式を除く)を取得する手続きを行う予定だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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