セブン&アイ・ホールディングス 18年3—11月期/EC売上6%増/セブンネットは15.5%増

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 セブン&アイ・ホールディングス(HD)の18年3—11月期(第3四半期)におけるEC売上高は、前年同期比6.0%増の846億300万円になった。「セブンネットショッピング」の売上高は、同15.5%増の193億1900万円だった。限定商品の展開を強化したことが増収につながった。
 「セブンネットショッピング」はCD・DVDや映画のチケットなどオリジナルの特典を付加し、限定セットとして販売している。人気の歌手やアニメ、キャラクターとのコラボレーションを推進したことで、着実に売り上げを伸ばしている。
 サービス別のEC売上高は、弁当宅配の「セブンミール」が同12.2%増の216億円、ベビー用品販売の「アカチャンホンポ」が同2.2%増の47億3600万円、百貨店の「そうごう・西武」が同9.7%増の23億5800万円、バラエティーショップの「ロフト」が同18.3%増の8億700万円だった。
 イトーヨーカ堂のEC売上高は同25.6%増の29億5800万円だが、ネットスーパーの売上高は同3.0%減の319億800万円だった。
 19年2月期のEC売上高は、前期比14.9%増の1250億円を計画している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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