ミスコンシャス/40〜60代顧客が急増/レンタルドレス拡充で全体の4割に

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
3500点の商品を扱う。その内、約半数が40〜60代向け

3500点の商品を扱う。その内、約半数が40〜60代向け

 レンタルドレス事業のミスコンシャス(本社愛知県、小山絵美社長)は、17年9月頃から40〜60代の顧客が急速に増加していることを明らかにした。2年前の16年12月の時点では、20代の顧客が8割を占めていたが、現在では利用者の4割を40〜60代が占めるに至っているという。
 同社の自社ECサイト「おしゃれコンシャス」では、40〜60代の顧客に近年増加傾向があったことから、17年8月、40代以上の女性をターゲットとしたドレスのラインアップを大幅に拡充した。
 若者向けをメインに、約1800点のドレスを扱ってきたが、17年8月に、40〜60代向けのドレス1690点を一気に拡充。現在は、3500点のドレスのうち、約半数を40〜60代向けが占めるという。40代以上の顧客の中には、同窓会やディナーショーなどへの参加の際に、毎年サービスを利用するリピーターもいるという。
 同社では16年4月にファッションメディアの「IKINA(イキナ)」を立ち上げ、ファッション関連の記事の配信を行っている。現在の月間PV数は40万。「おしゃれコンシャス」と相互送客を行っており、ECサイトの新規顧客獲得につながっているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ