47CLUB/化粧品が初の大賞に/こんなのあるんだ大賞

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
(右から)大賞を受賞したエイチケイ商会の内藤靖央会長と谷口三作子氏、主催代表の栗田健一郎社長

(右から)大賞を受賞したエイチケイ商会の内藤靖央会長と谷口三作子氏、主催代表の栗田健一郎社長

 地方グルメや特産品のECサイト「47CLUB(よんななくらぶ)」の運営を行う、47CLUB(本社東京都、栗田健一郎社長)は11月13日、全国45社46紙の地方新聞社の社員が「世の中に知ってほしい商品」を選ぶ「こんなのあるんだ!大賞」の本選を行った。大賞には、山陽新聞が推薦したエイチケイ商会(本社岡山県、内藤貴嗣社長)のミツマタエキスの美容液「結の香(ゆのか)ホワイトセラム」が選ばれた。今年で5回目となるが、化粧品が大賞を受賞したのは初だという。同会場には、新聞社や特産品販売会社などから200人が参加した。
 本選に残ったのは、6社の6商品。6社は審査員らに向けて商品PRを行った。昨年はパワーポイントによる事業者紹介や商品紹介が中心だったが、今年から動画でのPRに変更したという。事業者の思いや商品の魅力をよりよく伝えるためだという。
 大賞を受賞した「結の香ホワイトセラム」は、ミツマタから和紙を製造する過程で出る抽出物を活用した美容液。「なぜ和紙を作る職人の手が荒れないのか」という素朴な疑問から生まれた商品だという。同社では、「商品化までの努力、地域貢献度が評価され、今回大賞に選ばれたのではないか」(取締役販路開発チームの射場正巳氏)と話している。
 エントリー権がある3万5000商品の中から本選に選出された6商品については、11月14日から「47CLUB」上で、販売が開始されているという。同サイトの総合ランキングにおける、「結の香ホワイトセラム」の順位は、11月20日時点で、4位にまで上がっているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ