ゴルフパートナー 18年4—9月期/EC売上高は19億円/モールの商品名変更が奏功

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 中古ゴルフクラブを販売するゴルフパートナー(本社東京都、石田純哉社長)の18年4—9月期(中間期)におけるEC売上高は、前年同期比約5%増の約19億円だった。ECモールにおける商品表示のロジックを独自に分析。SEO対策として、仮説に基づき商品名を変更したことが増収の要因となった。
 「ヤフーションピング」や「楽天市場」などに出店している。商品が検索された際、自社の商品が上位に表示されるようSEO対策を行った。顧客の検索パターンと商品名の関連度の高さが、表示順位に影響すると仮説を立てた。
 ゴルフパートナーは「『ゼクシオ』というブランドだと「ゼクシオ ドライバー」と検索する利用者が多い。商品名に盛り込む『ゼクシオ』のすぐ後ろに『ドライバー』と記載すると、表示順位が大幅に上昇した」(eコマース事業部・酒井大介次長)と説明する。
 新品商品の売り上げも拡大した。特にヤフー店が順調で、前年同期比約3倍の売り上げとなった。
 今後はSEO対策を継続するほか、自社ECサイトにチャット機能を導入し、試験的な運用を始める計画だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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