アマゾン 日本売上 14年12月期/円換算で13%増/日本売上は8400億円に

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 米アマゾン・ドット・コムが発表した14年12月期業績によると、日本における売上高は前期比3・6%の79億1200万ドルだった。14年の円から米ドルへの平均為替レート(106・85円)で換算すると、およそ8400億円の規模。前年比伸び率は約13%の増収となっている。売上高には「マーチャント@amazon.co.jp」の出品者による販売手数料も含まれ、事業別の売り上げは不明。
 アマゾンジャパンは14年、テーマや商材別に商品を紹介する「ストア」の数を拡大した。
 7月には大手小売店や卸売店のプライベートブランド(PB)商品を販売する「プライベートブランドストア」を開設。アマゾンのPB商品「Amazonベーシック」のほか、東急ハンズ、マツモトキヨシ、スポーツオーソリティなど15社のPB商品を取り扱っている。
 このほか、6月には世界の中古車の販売を日本で始めた。中古車販売のネクステージ(本社愛知県)が出品する形で販売している。
 昨年は商品の店頭受け取りができるコンビニエンスストアチェーンなどとの提携先も拡大させた。
 アマゾンのグローバル売上高は同19・5%増の889億8800万ドルだった。エリア別の売上高は上から順に、北米が同24・6%増の554億6900万ドル、ドイツが同13・1%増の119億1900万ドル、英国が同14・4%増の83億4100万ドルだった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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