KDDIコマースフォワード/出店者に無料提供/チャージバック損害を補償

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 ECモール「Wowma!(ワウマ)」を運営するKDDIコマースフォワード(KCF、本社東京都、八津川博史社長)は10月1日、「ワウマ」への出店者をチャージバックによる損害から守る保険の提供を始めたと発表した。一定額を補償する保険を出店者に無料で提供する。このほか、上乗せ補償を希望する出店者には有償の保険も用意する。出店者に対するサービスの強化で、出店者数の増加や、良好な関係の構築を図っていく。保険期間は19年10月1日までの1年間。
 無料提供するのは「不正利用リスク保険」。クレジットカード決済を行うすべての店舗に自動付帯し、無料で補償する。保険金額は1カ月当たり10万円、保険期間中は120万円。
 有償の「不正利用リスク保険[安心パック]」は、1カ月当たりの保険金額が100万円、保険期間中は1200万円となる。複数の店舗を出店しているところは、店舗ごとの申し込みが必要。月額保険料は売上金額×0・37%となっている。
 クレジットカード会員が不正利用などの理由で利用代金の決済に同意しない場合、クレジットカード会社はクレジットカード加盟店(出店者)に対して売り上げを取り消すことができる。
 加盟店は利用代金をカード会社に返金しなければならず、商品も返ってこないチャージバック損害が発生している。今回の保険はチャージバック損害を一定額まで補償する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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