ケフィア事業振興会/自己破産を申請/負債は1000億円超

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都内で行われたケフィアグループ被害対策弁護団の説明会。この翌日にケフィアは自己破産を申請した

 加工食品などの通販事業を手掛けていたケフィア事業振興会(本社東京都、鏑木秀彌社長)は9月3日、東京地裁に自己破産を申請、同日破産開始の決定を受けた。東京商工リサーチによると、債権者3万575人に対して負債総額は1001億9462万円。
 ケフィアはもともと、新聞にヨーグルトなどの通販広告を出稿。商品を購入した顧客に対してDMを送付し、年利3~5%で出資依頼を案内していた。07ごろは社債や私募債の発行だったが、その後、借入金の依頼に変わっていった。
 本紙が入手した直近のDMによると、干し柿のオーナーを案内する内容となっている。グループのかぶちゃんファームが育成・管理する干し柿のオーナーに出資すると、1口5万円の出資に対し、1年後に5万5500円を振り込むと案内。
 注文期限ならびに払込期限は今年6月13日となっている。
 ケフィアのこうした資金集めは通販業界で以前から問題視されていた。本紙の姉妹紙である「日本流通産業新聞」は11年、ケフィアの資金集めを取り上げた連載記事を掲載。業界団体である日本通信販売協会(JADMA)も、消費者庁や警視庁に情報提供を行ってきた経緯がある。

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月6日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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