【物流の知恵】 〈タンスのゲン〉/布団の梱包を100サイズに

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100サイズで梱包できる羽毛布団「COMO」

 タンスのゲン(本社福岡県、橋爪福寿社長)は、100サイズ(※参照)で梱包できる羽毛布団シリーズ「COMO(コモ)」を18年9月に発売する。梱包サイズを小さくできるため、配送会社の運賃のコストを抑制できるという。
 「コモ」は、原料となっている羽毛「ホワイトダックダウン」を、日本に5台しかないという専用の巨大釜で圧縮し、高温加熱している。短時間で圧縮・高温加工をすることで、梱包サイズを抑えるのを可能にした。開封時にはふわふわとした滑らかな触感を実現できるという。
 同社では従来、羽毛布団を160サイズで梱包して発送していた。近年の配送会社による運賃の値上げ分のコストを抑制するため、メーカーと協力して同商品を開発したという。160サイズから100サイズにサイズを変更することで、定価であれば1個当たりの運賃を600円以上抑えることができる。18年中はタンスのゲンが独占して同商品の販売を行う予定だという。
 「羽毛布団を圧縮する技術は、日本にはまだ当社の提携先以外にはない。ペタンコに圧縮した布団が元に戻ることも第三者機関の試験で実証済みだ。19年に向けて、さらに縮小し80サイズに梱包できる商品を開発中だ」(西田新吾取締役副社長)と話している。


 ※100サイズとは…3辺の合計が100センチメートル以下のサイズ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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