メルカリ 18年6月期/流通額3468億円/アクティブ利用者は1075万人

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決算内容を説明する山田進太郎代表取締役兼会長兼CEO

決算内容を説明する山田進太郎代表取締役兼会長兼CEO

 メルカリが8月9日に発表した18年6月期決算によると、フリマアプリ「メルカリ」の国内における流通総額は前期比49.5%増の3468億円だった。ユーザー数の増加が要因となった。国内向け「メルカリ」の月間アクティブユーザー数は、18年6月期末で1075万人となっている。
 連結売上高は同62.0%増の357億6500万円、営業損失は44億2200万円、経常損失は47億4100万円、純損失は70億4100万円だった。広告宣伝への投資による損失。今後も、海外展開や新規事業への投資を継続する。
 6月19日のマザーズ上場後、初となる決算説明会で山田進太郎代表取締役会長兼CEOは「現在は成長を目指すフェーズ。黒字化の時期については明言できない。海外事業やメルペイ事業の推進に投資していく」と今後について述べた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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