東京いむぱくと/災害対策のヘルメット/QRコードで個人情報を確認

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 工業用ヘルメットを販売する東京いむぱくと(本社東京都、伊藤正明社長)は8月1日、災害など緊急用に「折りたたみ式ヘルメット」を発売した。安全性と収納性を兼ね備えている。個人情報にひも付くQRコードを貼付しており、身元確認や避難状況の把握に役立つ。
 本体は建設現場でも使用し、強度試験をクリアしたものを使用している。災害など緊急用として常備することを想定しているため、収納サイズをコンパクトにした。ワンプッシュで折り畳める仕組みになっている。
 QRコードには、氏名、住所、緊急連絡先、血液型といった基本情報のほか、病状名や常用薬、アレルギーなどの特記事項を登録できる。QRコードはスマホ向けに提供されている、一般的なアプリで読み取りが可能。
 購入時に、メールまたはFAXでQRコードに格納する情報をヒヤリングし、コードを作成・印字する。受注から製作までの期間は約1週間。
 伊藤社長は「介護現場の方からは、避難時などに介護士の人数が足りず、個々のアレルギーや日頃服用している薬が把握できないという声があった。QRコードで個人識別ができれば、何十人もの人が避難する介護現場や教育現場でも状況把握が迅速に行える」と説明する。
 収納サイズは幅22センチ×奥行30.3センチ×高さ8.2センチのワンサイズ。あごにかかるベルトを調節することで、男女問わず利用できる。
 価格は税別5300円。1年で1万個の販売を目標としている。

氏名や住所のほか、アレルギーや常備薬をQRコードにひも付けることができる

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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