京東集団は今年1月、中国・北京に生鮮スーパー「7FRESH(セブンフレッシュ)」を開設した(写真(1))。生産地やレビューを確認できるスクリーンや、顔認証で支払いを完了できる無人レジなど最新技術をふんだんに導入しており、中国の消費者が求める”質の高い生活”というニーズに応えている。
1号店の店内は広く、バックヤードを含めた延床面積は5000平方メートルに及ぶ。野菜や果物、精肉、鮮魚、加工食品、日用品などが並び、いずれも鮮度や品質は高い。国で定められた基準をクリアしたオーガニック食品も多く並ぶ。
商品の品質を正確に伝えるため、最新技術を活用している。果物売り場に足を運ぶと、頭上のスクリーンに商品の情報が詳細に表示される(写真(2))。商品パッケージにはQRコードを記載しており、スマホで読み込むと生産者や収穫日などの情報を確認できる(写真(3))。国内で収穫された鮮魚にもQRコードが貼られている(写真(4))。
(続きは、「日本ネット経済新聞」6月7日号で)
【「京東集団」現地レポート】 〈注目のハイテク店舗(1) 生鮮スーパー「7FRESH」〉/技術で「安心感」「利便性」追及
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。