セブン&アイ・ホールディングス 18年2月期/EC売上は1087億円/CD好調のセブンネットは56%増

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「セブンマイルプログラム」を6月から提供

「セブンマイルプログラム」を6月から提供

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)の18年2月期におけるグループEC売上高は、前期比11.3%増の1087億8500万円だった。「セブンネットショッピング」が同56.3%増の220億4800万円と拡大。アーティストの限定CDなどが好調で増収に寄与した。
 通販型サービスのEC売上高は、いずれも2桁増収となった。「イトーヨーカドー」は同69.1%増の45億円、「アカチャンホンポ」は同11.3%増の62億5700万円、「そごう・西武」は同26.2%増の35億9900万円、「ロフト」は同69.2%増の5億9200万円だった。
 配達型サービスのEC売上高は微減となった。「セブンミール」は同0.4%減の265億4800万円、「ネットスーパー」は同1.1%減の442億3400万円だった。
 19年2月期のグループEC売上高は、同14.9%増の1250億円を計画している。デジタルシフトを加速するため、3月1日付でデジタル推進本部を設置。後藤克弘副社長が本部長に就任した。
 6月にはセブンイレブン、イトーヨーカ堂において新サービス「セブンマイルプログラム」を開始する。店頭で会計時にスマホアプリを提示した顧客にマイルを付与。ネットとリアルの購買データを分析し、顧客一人一人に合わせたプロモーション施策に生かす。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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