食文化/小樽きたいちの物流支援/関東配送を食文化が保管・発送

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 カニなどの高級食品のECを運営する食文化(本社東京都、萩原章史社長)はこのほど、おせちなどの食品のECを運営する小樽きたいち(本社北海道)の物流を支援する事業を開始した。
 小樽きたいちが販売する食品を、食文化が持つ千葉・船橋の倉庫で保管。小樽きたいちに東京近郊の顧客から注文があった際に、仕分け・梱包・発送を行う。2月に事業を開始し、3月の1カ月間で約2000件の商品の発送があったという。
 食文化は17年の年末のおせちの配送について、小樽きたいちの商品の関東向けの発送を、テスト的に一部請け負っていた。配送コストの削減が実現できたことから、18年2月以降も、食文化が小樽きたいちの商品の、関東向けの仕分け・梱包・発送を継続的に行うことになったという。
現在のところ、食文化の倉庫から出荷されるのは、明太子の商品が多いという。約1000パックの明太子を食文化が預かっている。小樽きたいちと食文化は、ECサイトの受注管理システムも連携させている。そのため、小樽きたいちに注文が入ると同時に、食文化は発送作業を開始することができるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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