スーツのAOKIは4月30日から、ビジネススーツについて、月額定額制のシェアリングサービスを開始する。同サービスでは、顧客がECサイトで申し込むと、AOKIのスタイリストがコーディネートした商品が自宅に届く。顧客が商品を返送すると、別のスタイルの商品が届くという仕組みになっている。
スーツのシェアリングサービスの名称は「suitsbox(スーツボックス)」。「スーツのメンテナンスが面倒」や「自宅にスーツを置くスペースがない」などといった、若年層の需要を捉えたサービスだという。クラウドファンディングで支援者を募集し、目的金額に達したため、事業化に至った。
サービスを申し込む顧客は、身長や胴回りなどを自分で採寸して、特設サイト上に入力する。顧客が入力したサイズに合わせて、スタイリストがスーツをコーディネートし、顧客に発送する。
シェアリングの月額は、スーツ上下・シャツ・ネクタイのお試しコースが税別7800円。3種類のスーツ上下とネクタイ、5種類のシャツが入ったアドバンストコースは、税別2万4800円で提供する。
月に1回までの交換は無料で行える。クリーニングに出したり、季節ごとに衣替えをしたりする必要がなくなるという。
AOKIはECサイトのユーザーの多くが40〜50代。フレッシャーズキャンペーンなどのセール以外で若年層のターゲットにリーチするための施策として展開していく。
AOKI/定額でスーツレンタル/若年層の需要捉え事業化
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