ベガコーポレーション　１７年４—１２月期／売上高２０．２％増／配送コスト増で利益大幅減

　ベガコーポレーションの１７年４—１２月期（第３四半期）の売上高は、前年同期比２０．２％増の９５億６９００万円だった。新商品の開発を積極的に行ったことで、自社ＥＣのほか、楽天やヤフーといった出店先の外部モールへの集客力が高まった。配送会社の変更や値上げ要請に伴う配送コストの増加により、利益はいずれの段階も同３５％以上のマイナスとなった。
　第２四半期まで実施していた既存商品の値下げをやめ、適正価格に設定したことで原価率は改善した。広告宣伝を積極的に展開したことや、新規事業への継続投資により販管費が増加したことで、増収減益となった。
　営業利益は同４３．６％減の３億５４００万円、経常利益は同３７．７％減の３億７６００万円、四半期純利益は同４０．８％減の２億３０００万円だった。